欧米から里帰りした華やかなアンティーク食器の収集

アンティークの食器に魅せられて、かれこれ10年近くになります。
特に明治期に欧米へ輸出された、金彩が施された華やかな食器は見るだけで華やいだ気分になります。
まだ自分が生まれるずっと以前の人々の感性が、まるで時空を超えて伝わってくるような気さえします。
芸術というもはいつの時代も人々に感動を与えるものだと思います。
それは食器に描かれた当時の風景や感性、彩色にも現れており、歴史を感じることが出来ます。
例えば、大正時代に流行ったアールデコ調の絵柄は、現代でも十分に通用するものが多く見られます。
いつの時代も時代の先端をいく人々は、時代に関係なく感性が優れていたのだと思います。
アンティークのものから放たれる、あの独特な匂いからも時代を感じさせられます。
現代の食器とは違う、あの艶やかで金彩を惜しみなく使った明治時代の食器は、当時の日本人が西洋に対抗できる唯一のものだったのかもしれません。
日本人の得意とする、細かくて繊細な作業をこなして製造された食器は、今でも見る人の目を楽しませてくれます。田中謹也 アイトレーニング機器